日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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19 巻 , 3 号
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教育講演Ⅶ
シンポジウムⅡ
ワークショップⅠ
  • 黒澤 一, 千住 秀明
    原稿種別: ワークショップ
    2009 年 19 巻 3 号 p. 224
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 安藤 守秀, 白木 晶, 安部 崇, 進藤 丈
    原稿種別: ワークショップ
    2009 年 19 巻 3 号 p. 225-229
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    4学会合同で編集された患者教育マニュアルは包括的,実践的で優れた内容をもっている.しかし内容に患者のニーズとの乖離がみられ,また教育を支える基本理念に対する言及も不足している.また患者教育の内容,方法などについては科学的検証が遅れているが,科学性の確立にはヘルスプロモーションのアプローチが必要と思われ,それについても踏み込んだ議論が今後必要であると思われる.

  • 三塚 由佳
    原稿種別: ワークショップ
    2009 年 19 巻 3 号 p. 230-236
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    患者教育においては行動変容のステージに合わせて指導を行うことが原則である.それぞれの段階において適切な介入をするためには,看護師がコーディネーターとなり,変化ステージを評価し,教育プログラムを設定することが有用である.特に行動期におけるアクションプランを含む自己管理指導や,維持期における自己効力感・アドヒアランスの維持向上においては,看護師の果たす役割は大きい.「呼吸リハビリテーションマニュアル─患者教育の考え方と実践─」を参考にして,当院で実際の現場で取り組んでいる内容を例に報告する.

  • 辻村 康彦, 平松 哲夫
    原稿種別: ワークショップ
    2009 年 19 巻 3 号 p. 237-241
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    理学療法士における患者教育とは,単に知識を与えるのみの教育プログラムではなく,運動療法を長期的に継続し,その効果を実際の日常生活に反映するための最も重要な方法である.また,その目標は患者自身が自分の病態を知り,呼吸困難が生じる原因やADL低下の要因について理解し,これに対抗する方法や生活の工夫を積極的に取り入れるようになることである.さらにわれわれは,患者自身が実際の日常生活において,運動療法の効果を体感し,納得してみずから実践できるような環境を提供していかなければならない.これらを可能とするためには,患者の取り組む姿勢が最も重要であるが,それにもましてスタッフの創意と工夫,時間を惜しまない熱意が必要不可欠である.理学療法士は,患者に最も身近な立場であることから,積極的な介入が期待される.

  • 河辺 千鶴子, 北川 知佳, 宮本 直美, 井口 明香, 城石 涼太, 小野 清子, 野崎 博美, 大我 仁美, 力富 直人
    原稿種別: ワークショップ
    2009 年 19 巻 3 号 p. 242-248
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    過去10年間に呼吸リハビリ目的で入院した安定期のCOPD患者289名(平均年齢71.3歳,BMI19.9,%FEV1.039.4%)における食事療法と呼吸リハビリの効果について検討した.1日摂取エネルギーは荷重平均1614kcalに運動量を考慮した282kcalを加え1896kcalとした.体重変化をみると,BMI18.5以下群では体重増加,BMI18.6~24.9群は変化なく,BMI25以上群は低下,またBMI18.5以下群で除脂肪量と血清アルブミンが増加した.呼吸リハビリ前後で肺機能,呼吸困難感,6分間歩行,ADL評価の改善も認められた.栄養改善は呼吸リハビリ効果の重要な要素である.

ワークショップⅣ
原著
  • 鈴木 剛, 太田 清人, 田上 裕記, 南谷 さつき, 村田 公一, 金田 嘉清
    原稿種別: 原著
    2009 年 19 巻 3 号 p. 265-269
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    ゼリーを嚥下することで,うがいと同様の効果を得るか,健常高齢者を対象にうがいの種類を変え比較検討した.結果嚥下ゼリーを投与された群は,介入のなかった群より感冒罹患率が低下した.この比率は,うがい群とほぼ同等であった.したがって,嚥下ゼリーの使用は,風邪の予防に効果を発揮する可能性があることを示唆した.今後,水やイソジン希釈液によるうがいが困難な場合に,嚥下ゼリーの使用は,それに代わる一つの手段となる可能性がある.

  • 河田 照絵
    原稿種別: 原著
    2009 年 19 巻 3 号 p. 270-275
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究の目的はCOPD患者の食事動作に伴う身体への負担を明らかにすることである.入院中の15名の患者に対し,食事場面への参加観察,生体学的測定と面接を行った.結果,COPD患者の食事動作に伴う身体へ負担は食べることに伴う咀嚼や嚥下による呼吸への影響,食事が消化管に入ることによる呼吸への影響,食べるために姿勢を整えたり,手や腕を動かすことによる呼吸運動や全身への影響などが明らかになった.これらの結果より,COPD患者の食事動作への支援として咀嚼や嚥下機能,栄養状態の評価に加え,酸素飽和度や呼吸回数以外の呼吸の変化,体勢や全身への影響などを包括的に評価し支援へとつなげていく必要性が示唆された.

  • 宮本 直美, 千住 秀明, 北川 知佳, 井口 明香, 城石 涼太, 力富 直人
    原稿種別: 原著
    2009 年 19 巻 3 号 p. 276-283
    発行日: 2009/12/28
    公開日: 2016/10/07
    ジャーナル オープンアクセス

    呼吸リハビリテーション(呼吸リハ)目的にて入院した重症例を含む特発性間質性肺炎患者49例,69エピソードを対象に呼吸リハの継続状況とその効果を検討した.呼吸リハ完遂群ではMRC息切れスケール,運動耐容能,ADL,呼吸機能で有意な改善を認めた.一方,死亡や病態悪化により継続困難であった脱落群は完遂群より重症例が多かった.特発性間質性肺炎患者の呼吸リハは病態が進行した重症例では継続困難となることがあるため,呼吸リハの早期導入や重症度に応じたプログラムの検討が重要である.

症例報告
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