日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第59回研究発表大会
セッションID: 7-13
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キーボードにおける押圧の変化を活用した新たな文章表現の研究
那須 涼介横山 優太日野 将志佐藤 康三
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抄録
人に情報や言葉を伝達する手段として“手紙”が多く利用されてきた。手紙は紙に筆記具を用いて書くものである。故に書き手の筆圧、筆跡、線質、字体などの書き癖が紙に表現される。よって手紙は書き手が伝えたい情報や言葉だけでなく、書き手らしさも伝えることが出来る素晴らしい伝達手段の一つである。  一方で1990年代に入ってからは携帯電話が世間へ普及すると共に“電子メール”が一般化された。電子メールは手紙とは違い、情報や言葉を瞬時に文章化し伝達することが出来る利便性の高い伝達手段である。しかし、電子メールで作成される文章は言い回しこそ違うものの元々定義されたフォント、色、大きさを使用するので、書き手による書き癖が表現されない。  そこで本研究では電子メールの文章がキーボードで入力されることに着目し、キーボードを押す力の強さ(以下、押圧と呼ぶ)を測定する。その得られた結果から押圧に個人差があることを導き、電子メールやチャットといったディスプレイ上の文字表現でも書き手らしさを表すことを研究目的とする。
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© 2012 日本デザイン学会
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