抄録
本研究では、時代を担う若年層の環境配慮意識及び行動に関する調査研究である。日本と環境先進国オランダとを比較分析した。本研究では調査を2回行った。調査Ⅰは環境配慮意識(9項目)・行動(17項目)、ライフスタイル(6項目)について調べた。Ⅱでは、Ⅰで問題視されたコンビニエンスストアの利用と意識・行動の関係性を探った。調査Ⅰの結果として、日本人は環境配慮意識をあまり持っておらず、行動も日常化していないことがわかった。また、ライフスタイルでは、コンビニエンスストアの利用頻度が多く、自炊頻度、自転車、自家用車の利用頻度が少ないことがわかった。次に、日本人が劣っている現状を探ったが、相関のある事項はなかった。「自炊頻度」と「エコバッグの持参」は、関係性があり、環境保全への責任を持つグループは、コンビニエンスストアでの一回の買い物の平均価格が低く、弁当・惣菜の購入頻度が少ない傾向にあるということがわかった。