抄録
近年では自然が減少し,植物やそこに住む生き物が減少したことや,子供たちが外で遊ばなくなっているといった傾向から生物と触れ合う機会が減りつつある. その問題を解消する現代の子供たちにおける生物の学習方法としてワークショップがあり、子供たちが能動的に動け,学びや興味を深めることができるといったメリットがある.しかし近くに生物を扱う施設がない場合や,コストの面から普段施設に行くことができないなどの問題点も存在する。 これらの問題点を踏まえ「生物の生態へ興味がない子供」に,生態への興味を導くことができるワークショップを提案する.本研究ではミズクラゲを題材とし,生態について学ぶことができるワークショップを行う.ミズクラゲを見る機会や触る機会は水族館に行かないと難しいため,興味を持ってもらうきっかけを作れる思い対象に選んだ.本研究ではミズクラゲの「体のつくり」について調べ,ワークショップの設計,シリコンシートを用いてミズクラゲの体のつくりを再現できるキット,持ち帰りのキットの3つを提案し,ショッピングモールでワークショップを行い検証を行う.