抄録
BRICsなどの新興国が経済発展するにつれ、新興国へ向けた製品の開発が進んでいる。今後は開発者が文化の異なる地域で、文化特性を考慮しながら観察することが更に必要不可欠となるだろう。そこで本研究は海外向け開発に重要となる観察手法に焦点を当て、観察からアウトプットまでの著者オリジナル手法KH法の提案をする。現在UXDのために使われる観察手法は、ラピッドエスノグラフィーやシャドーイングなど、様々な方法が報告されているが、KH法は観察、分析、発想段階においてユーザーの文化特性を考慮することによって、より深く体験を洞察しアイディア発想に繋げることを目指したものである。