日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: D9-05
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歴史的造形物の3Dスキャンデータの取得・保存および利活用
千葉県における地域の特色を活かしたデザイン支援
青木 宏展, 植田 憲
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抄録
本研究は、潜在化の進む千葉県の歴史的造形物の3Dデータを優良な状態で取得・保存するための技術面での重要な要素を抽出し、地域造形の顕在化・共有化に資する3Dスキャンデータの利活用方法について考察を行い、当該地域でのデザイン支援の活動モデルを導出することを目的としたものである。結果、VIUScan使用時での優良データ取得の重要な要素として以下を抽出した。(a)マーカを貼付けた板の上に像を載せ、その上にシール台からはがさない状態のマーカを載せて撮影する、(b)データの取得領域拡張には透明梱包材が有効である、(c)テクスチャ取得にはレーザー照射量、シャッター速度調整が重要であり、取得対象に合わせての手動調整が重要である。また、歴史的造形物の3Dスキャンデータの利活用方法の可能性として以下が導出された。(a)彫刻復元と後代へ伝える造形資料、(b)仏像のミニチュアと地産材を利用したお守り、(c)彫金による製品展開、(d)地域資源としての歴史的造形物の顕在化と共有化に資する展示。最後に、本研究を通して得た知見から、デザイン支援のための歴史的地域造形物の3Dデータを用いた活動モデルを導出した。
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© 2016 日本デザイン学会
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