抄録
今日、食育をテーマとする絵本が数多く出版されていることからも分かるように、絵本を用いて子供に食育を行うことは大変効果があるとされている。絵本を読むことを通じて、子供たちは食との良好な関係を疑似体験し、それを現実の生活に反映させることができる。
近年では、デジタル技術を活用した絵本が登場し、絵本というジャンルの多様化が見られる。デジタル絵本と紙媒体の絵本、それぞれが独自の表現方法を持ち、子供に与える影響も異なっている。
そこで今回、子供の食育絵本のための新たな表現方法を考案することを目的とし、絵本の表現方法が与える効果について調査を行った。そして、結果から考案した「食育絵本に有効だと考えられるしかけ」を用いて絵本を制作した。