日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第63回研究発表大会
セッションID: PB-19
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展覧会開催プロセス分析
北田 彩香木村 健一
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抄録

展覧会開催プロセスは高度で複雑であるため,開催の難易度が高い.本研究では2つの展覧会で参与観察を行い,分析結果をモデルと比較し,展覧会開催に必要なプロセスとタスクを明らかにした.モデルにはK.マックリーン(1993)のミュージアムにおける展覧会開催プロセスモデルを使用した.この結果,観察されたプロセスはプロセスモデルと同様であったが,プロセスへの関わり方が全体統括,タスク担当者,出品者で異なった. タスクはマネジメント,グラフィックデザイン,経験のデザインに分類でき,評価項目を明らかにされた.展覧会においてコンセプトは共通基盤であり,かつ,全体を駆動する核であった.これらのことから,繰り返し現れる法則性をパターンとし,記述や共有を行う知識記述方法パターンランゲージを展覧会でも作成することで展覧会開催手法の確立を行い,「全体必須」,「全体選択」,「部分必須」,「部分選択」に分類された40のパターンと3のルールが明らかになった.
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© 2016 日本デザイン学会
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