抄録
学生はデザインの意味や目的を自分の言葉で話せるだろうか?私たちは、そのために2つのステップを実践した。 1つは、自ら当事者として旅を体験し、行為や感覚、観察の 記録から「旅の価値」についてインサイトを抽出する。 2つめは、インサイトを活用して新しいサービスを考案することであり、その過程で、価値を自分が知っている事例に置 き換えながら、次第に抽象度を上げていくプロセスを考え 「価値の置き換え法」を考案した。 本稿は、1について旅の体験を報告し、2について“シェア キッチン”と“紡ぐ”の2種類の架空サービスを設計したプロセスを述べる。