日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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A222 物理教育で用いる量概念の捉え易さについて : 加法性の有無による量の分類の活用
根本 和昭
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p. 227-228

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抄録
従来の物理教育では,身近で用いられている量や簡単に計測出来る量が捉え易いとされてきたが,遠山啓らによって研究された『量の体系』では,加法性を持つ量(外延量)が捉え易いということを主張している。これに従えば,力学教育では運動量を中心的な量として位置づけ,展開されるべきである。
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© 1994 日本科学教育学会
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