日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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E211 科学概念初期形成の国際差
石田 博幸松居 稔内藤 久善ウサニー リィービライクンラット
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p. 245-246

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抄録
国際化の中にあって教育の国際協力も盛んになっている。国際的な教育援助を考えるとき、社会科や道徳などにおいては、国際差を意識しながら行われるが、自然科学は世界共通であるという考えがあり、それほど国際差に注意を払われていない。しかし、初期科学概念が気候や地理的な自然環境、社会環境、言語、文化宗教によって大きくことなることが日本、タイ、ラオスでの小学生にたいする調査によってわかり、科学概念形成は、各々の国によって別の順序、方法をとるべきであることがわかった。
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© 1995 日本科学教育学会
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