抄録
授業中の実験活動を否定的にとらえる傾向のある大学生に対し, 本研究では, 彼らの肯定的な実験観の育成をめざした授業をデザイン・実践・評価した。授業の特徴は, ①学習者自身による実験活動のデザイニングと, ②学習者のリフレクションを支援するCSCL環境を取り入れ, 実験デザイニング・実験実施・リフレクションのサイクルを2回繰り返したことである。授業終了時の授業に対する大学生の考えを分析した結果, ①それまで経験した授業中の実験活動と異なり, ②主体的に実験活動に取り組めた, と彼ら自身が考えていることがわかった。