抄録
戦後の石川県における小学生対象の<学校外の科学教育の場>の事例を収集し,その数の経年変化,変化の要因を調べた。その結果,石川県においては地域の小学校教員グループが指導する科学クラブが主流であったが,1995年以降,科学クラブではない子ども対象の科学教室・科学講座などが増えたことがわかった。そして,これは<科学教育の新興の機運,理科離れ,学校五日制などの社会状況から,国・自治体などにより「財源」が確保されたこと>と<経験を積んだ科学教室・科学講座の「講師」が増加したこと>が変化の要因であることがわかった。