抄録
理科に興味をもたない生徒にも科学の楽しさを伝え、科学的リテラシーの向上を図るため、高校1年生を対象に正規の授業時間中に宇宙農業を素材にした授業をおこない、その有効性について評価した。最初に、教員が宇宙農業について説明し、それに関する質問を生徒から集めた。続いて、宇宙農業の先端研究者が直接学校に出向き、生徒の質問に答えつつ特定の領域について詳しい説明をした。生徒は研究者との段差のない会話・交流をたのしみ、身近な生物や食料についての理解から、持続可能な文明の発展のためには地球の環境を大事にしないといけないというレベルまで様々な内容を学習し、その結果として科学・科学技術等に関する興味・関心を持つ意識を高めることができた。