日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 1B2-B12
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発表
1B2-B12 バイオ光化学電池を用いた資源・エネルギー教材の開発(2) : 実験用光源の改良と出力電力の測定方法の検討(インタラクティブセッション,次世代の科学力を育てる : 社会とのグラウンディングを実現するために)
高藤 清美上野 寛仁根本 純一金子 正夫
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抄録

バイオ光化学電池は、バイオマス(バイオ系廃棄物を含む)と光を組み合わせることで、バイオマスを分解し、さらに電気エネルギーを取り出すことのできる、新しいタイプの光化学電池である。バイオマスの分解・浄化とエネルギーの生成を同時にできることから、資源・エネルギー教材として興味深いものがある。バイオ光化学電池は様々なバイオマスを使用することが可能であるため、それぞれの結果を定量的に比較することで、資源・エネルギーに対する考え方を深めることができると期待できる。本研究では、教室での定量的な実験のために必要となる、光源の検討、出力電力の評価方法の検対等をおこなった。発表では実演をおこなう予定である。

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© 2011 日本科学教育学会
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