主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第40回年会 大分大会
開催日: 2016/08/19 - 2016/08/21
本研究は,静岡科学館る・く・るにおいて平成27(2015)年度より実施している幼児とその保護者への体験型プログラム「めばえのかがく」について,その立ち上げから一年間を通した活動を振り返ることで,社会教育施設における幼い子どもへの科学教育のあり方を検討した。その結果効果的な活動の視点として,①身近な素材を使うこと,②発展的な遊びにつながるものであること,③少人数の対応であること,④いくつかのステップがあり文脈依存性があることの4 点が明らかになった。また、子どもが主体的に取り組み科学体験活動を楽しむことで保護者の科学館来館への満足度が高くなることが分かった。