本研究では,教育学部生のICT 活用指導力に対する意識を高めるために,大学の情報教育に関する講義の一環として,天体学習用TUI(Tangible User Interface)教材(瀬戸崎ほか 2012a)とAR(Augmented Reality)教材(瀬戸崎ほか 2012b)のICT を直接体験させる授業を半期15 コマの講義の前半に実施した。そして,教員のICT 活用指導力のチェックリスト(小学校版)(文部科学省 2007)を用いて,ICT を直接体験する事前と事後について,比較分析を行った。結果,「A 教材研究・指導の準備・評価などにICT を活用する能力(3項目)」,「B 授業中に ICT を活用して指導する能力(3項目)」,「C 児童のICT 活用を指導する能力(3項目)」において,事後に有意な向上が認められた。