日本科学教育学会年会論文集
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ISSN-L : 0913-4476
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TIMSS1995 理科のスープ課題の論述を対象としたアーギュメント評価の日豪比較
*猿田 祐嗣中山 迅
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p. 353-356

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抄録

TIMSS1995 理科の「スープ課題」に対する日本とオーストラリアの児童の回答を,アーギュメントスキルの観点で分析・比較した。その結果,日本には「主張」を用いる児童がほとんどいなかったが,オーストラリアの児童の 2 割は理由を説明する際に再度,主張を述べていた。「証拠」については両国ともに約半数,「理由づけ」は両国ともに約 3 分の 2 の児童が言及し,差はみられなかった。「反駁」は,日本の児童の方が高い割合で使用していた。

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