抄録
本研究では, 小学校教員養成系の大学生を対象に実施したマンガ教材を利用した反転授業の効果を量的に調べた.反転授業の事前および事後に大学生が作成した学習指導案において「指導上の留意点」の記述数を手がかりに分析を行った.事前,事後の記述数および記述数の遷移状況,Wilcoxon の符号付順位和検定を用いた分析によって,事後の方が事前より記述数が増加していることがわかった.したがって,マンガ教材を利用した反転授業を受けた受講生は,児童への支援や教師の働きについての理解を促進したことが明らかになった.