主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第46回年会
回次: 46
開催地: 愛知教育大学
開催日: 2022/09/16 - 2022/09/18
本研究では,理工系大学の初年次教育に関する特徴的な事例から,学修支援,学修コミュニティの形成の視点から目指すべき方向性に関する考察を行なった.事例として取りあげた,米国のマサチューセッツ工科大学,MIT Experimental Study Groupの特徴として,学生の自主性をしたコミュニティ作り,SA・TAの養成とその活用,教室環境に加えて,自主学習やグループ学習,リフレッシュタイムを過ごせるラウンジなどが統合的にデザインされた学習環境を含めたコミュニティデザインが挙げられる.特にコミュニティづくりでは,受講学生,在学生,教職員,専門教員,卒業生などの各コミュニティが複合的に運営に関与しており,効果的な活動ができるように調整されていることが明らかになった.今後の課題として,受講学生等に対するインタビューやアンケート調査などを実施し,具体的な教育効果を検討することが挙げられる.