抄録
福井県内の高校では,生徒課題研究交流会の場を利用して,研究ポスター等,実際の生徒の探究成果物を事例に参加者間で評価規準を確かめ合うグループ・モデレーションが,教員のみならず生徒によって,また,学校をまたいだグループで,さらに,生徒実行委員による企画・運営で行われている.本発表では,2023年12月に行われた福井県立武生高等学校主催の生徒課題研究交流会を中心事例に,公共的理由の交換・検討プロセスとしてのグループ・モデレーションに向けた実践状況を報告するとともに,このような実践を成り立たせている教員の協働構造について検討を行う.