主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
本研究は,教科横断的な学習を,各教科の「断片的な知」を「連続した知」として獲得されることをめざす活動としてとらえ,各領域の内容や領域固有の資質・能力の関連付けや横断の方略を明らかにすることを目的にはじめられた.生活科・図画工作科・算数科に共通する「具体的操作」を主軸として展開された「形に注目をする」活動では,図画工作科:「自分なりの」意味や価値を創出すること,算数科:論理的・統合的に捉えるという学習論の相違が,学習過程のデザインにおける認識論的ズレを確認するに至った.科学的思考とは異なるパラダイムで説明される芸術的思考を背景とした図画工作科の固有性を保持した教科間の接続の検討からは,学際的(Interdicipnary)方法論の限界と, 越境的(Transdisciplinary)教育実践として再編することの必要性が示唆された.