主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
GIGAスクール構想によって,だれもが情報機器を持つようになった.数学を学ぶ者にとって数学ソフトが数学技能からから解放されたにもかかわらず,数学教育には情報機器は使われない.しかし,数学教育においても情報機器を活用することは,すぐ近くまで来ている.数学教育では何故この情報機器を活用しないのかを明らかにして,これからは今までとは違う数学教育をする必要がある.今回は関数とグラフについての扱いを考える.現在行われている関数教育の目標は,与えられた関数のグラフを微分の応用として,増減表を用いて描くことであるが,数学ソフトによってグラフを見ることができる.改革したいことは関数の教育はグラフを見ることから始まる.目的になっていたグラフを描くことが,グラフを見ることから始まる.このグラフを見ることは関数の教育だけではなく,データ処理でも行われる.そしてAI(人工知能)を誰もが使える時代になるときには,数学教育も今までのカリキュラムではその時代の要求には耐えられないであろう.