日本血管外科学会雑誌
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Print ISSN : 0918-6778
講座
重症虚血肢の診断と治療 2)デブリードマン
寺師 浩人
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 27 巻 2 号 p. 77-79

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抄録

1. 【急性創傷と慢性創傷の滲出液の違い】急性創傷の滲出液は創傷治癒促進に働き,慢性創傷の滲出液は創傷治癒遅延に働く.2. 【デブリードマンの種類】非侵襲的なものから侵襲的なものまでさまざまである.3. 【重症虚血肢に対するデブリードマンの留意点】デブリードマンには二種類ある.一つは末梢血行再建術後の創閉鎖のための壊死組織除去であり,もう一つは感染コントロールのための感染巣除去である.

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