二相ステンレス鋼 SUS329J4L の溶接部の耐食性におよぼす溶接補修の影響

中野 正大; 山口 ちひろ

doi:10.14920/jwstaikai.2023f.0_130

2023年度秋季全国大会

DOI https://doi.org/10.14920/jwstaikai.2023f.0_130

会議情報

主催: 一般社団法人　溶接学会

会議名: 2023年度秋季全国大会

回次: 113

開催地: 富山大学　五福キャンパス

開催日: 2023/09/13 - 2023/09/15

二相ステンレス鋼 SUS329J4L の溶接部の耐食性におよぼす溶接補修の影響

*中野正大, 山口ちひろ

著者情報

キーワード: SUS329J4L, 溶接補修, 溶接熱影響部, σ 相

会議録・要旨集認証あり

p. 130-131

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抄録

二相ステンレス鋼SUS329J4Lの突合せ溶接部において，構造変更などの理由により溶接金属を切断し，溶接熱影響部を除去せずに製造時と同様の開先加工を行い，再溶接（溶接補修）を行う場合がある．そこで，このような溶接補修を繰返し行った場合の影響を評価した．その結果，溶接補修を1回でも行うと片面溶接の裏面側の溶接熱影響部にσ相が析出して耐食性が低下することが明らかとなった．

責任著者(Corresponding author)

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