肩関節
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症例報告
陳旧性肩関節前方脱臼に対する治療経験
森口 和哉大井 雄紀高木 陽平吉矢 晋一藤岡 宏幸
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2015 年 39 巻 3 号 p. 860-865

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抄録
 我々は陳旧性肩関節前方脱臼の2例に対して,Bristow変法とPutti-Platt変法(N-H法)を併用した関節制動術を施行し良好な成績が得られたので報告する.症例1は外傷で発症し,症例2は癲癇重積発作後の発症であった.術後6ヶ月で可動域制限は残存していたが,再脱臼や不安定感等の愁訴なく生活している.本術式は大きな骨欠損の合併した陳旧性脱臼,さら癲癇という通常の制動術のみでは再発の危険がある症例に対して有用な術式と考えられた.
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© 2015 日本肩関節学会
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