肩関節
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筋腱疾患
Stump分類タイプ3におけるARCR術後再断裂減少への工夫
石谷 栄一原田 伸哉
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2021 年 45 巻 2 号 p. 323-326

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抄録
 我々は先行研究にて腱板断裂症例の術前MRI T2脂肪抑制画像において腱断端の信号強度(C)を三角筋の信号強度(D)と比較(C/D)し3群に分けStump分類と定義した.C/D値が1.3以上となるStumpタイプ3が高率に再断裂し,腱断端の組織学的変性と関連していた.本研究ではタイプ3に対してsuture bridge(SB)法の縫合方法と後療法の変更前をold群,変更後をnew群として術後成績について検討した.new群のSB方法はold群に対し内側列の糸を通した腱断端部を低緊張にし,後療法は術後1から2週の可動域訓練禁止時期を作った.タイプ3においてSB法による鏡視下腱板一次修復後1年の経過観察が可能であった131例中,old群80例とnew群51例を対象にした.再断裂率はold群が17.5%,new群が5.9%と有意に減少した.再断裂のオッズ比はnew群がold群よりも0.3倍へ減少した.内側列の糸を通した腱断端部を低緊張にするSB方法と早期の可動域訓練を禁止は再断裂率の減少につながった.
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© 2021 日本肩関節学会
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