日本航空宇宙学会誌
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特集 超小型衛星打上げ機:SS-520 5号機の開発 第11回
TRICOM-1R(たすき)におけるLoRa変調を用いたStore and Forwardミッションの軌道上実証結果
松本 健青柳 賢英小畑 俊裕中須賀 真一
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2021 年 69 巻 4 号 p. 129-132

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抄録

人工衛星を用いた地上センサ等のデータ収集は,鳥や海洋生物などの行動範囲調査,山頂付近の川の水位センサ計測など,広く用いられている.しかし,地上端末や衛星搭載機器などが高額である問題や,無線局免許を取得する必要があるという問題などがある.そのため,地上端末や衛星搭載機器,通信費の低価格化を目指し,民生品である特定小電力無線のLoRa変調モジュールを使用したデータ蓄積中継(Store and Forward : S&F)通信機の開発を行った.開発した衛星搭載受信機は,超小型衛星TRICOM-1Rのミッションの一つとして搭載した.また,本システムの地上送信機は,ユーザが使用しやすいように,技術基準適合証明が取れている特定小電力無線局を用いて,ユーザの無線資格を不要としている.本稿では,SS-520 5号機によって打ち上げられた,TRICOM-1RにおけるS&Fシステムの構築と軌道上実験結果を報告する.

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© 2021 一般社団法人 日本航空宇宙学会
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