本研究では,小学校第6学年を対象に人工知能(Artificial Intelligence,以下「AI」と略す)の画像認識について理解する学習教材を開発し,児童のAIの活用意欲やAIに対する理解,印象の変容から授業を評価した。授業は,画像認識の仕組みを題材にして,AIについて体験的に理解する学習を2単位時間,身近な問題解決にAIの活用を体験する学習を2単位時間で実施した。得られた結果より,AIについて体験的に理解する学習によってAIに対する理解が促され,AIの活用を体験する学習によって,AIに対する印象を肯定的なものへと変容させ,AIの活用意欲を高めることが示唆された。