Medical Imaging Technology
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研究論文
CNNを用いた免疫染色特徴量推定による腫瘍組織識別技術
服部 英春柿下 容弓坂田 晃子柳田 篤
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2019 年 37 巻 3 号 p. 147-154

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抄録

病理医は,HE(hematoxylin and eosin)染色後の病理組織標本を顕微鏡下で目視観察し,病理診断を行う.しかし,HE染色標本による形態判断だけでは十分に診断できないこともあり,その場合は免疫組織化学(免疫染色)などの別評価も加える必要がある.そこで本研究では,HE染色画像から迅速に精度よく病理診断を行うために,HE染色画像から免疫染色画像の特徴量を推定して病理画像内の腫瘍有無を自動で識別する手法を提案する.具体的には,convolutional neural networkを用いてHE染色画像から腫瘍有無の特徴量を抽出し,さらにその特徴量が免疫染色による腫瘍有無の特徴量に近づくように識別器を作成し,その識別器を用いて腫瘍有無を判定する.本手法を用いることで,前立腺がん病理組織標本のデジタル画像を用いた実験において,腫瘍有無の識別精度の向上に有効であることが示された.

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© 2019 日本医用画像工学会
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