ネットワークポリマー
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セルロース誘導体を用いたキラル特性をもつ ネットワークポリマーの合成
塚崎  裕希本椙  憲仁山田  良幸生越  友樹山岸  忠明
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2013 年 34 巻 2 号 p. 72-76

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抄録
ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)とテトラメトキシシラン(TMOS)の低温でのセラミックス合成法であるsol-gel 法により,光学活性なセルロース/シリカハイブリッドネットワーク(CSHN)複合体を得た。 得られたCSHN 複合体の溶解性およびDSC,TGA,FT-IR 解析を行った結果,HPC とシリカは水素結合および共有結合によりCSHN 中に強いネットワーク構造を形成していることが分かった。さらに,CD 測定を行った結果,得られたCSHN 複合体は右巻きのコレステリックらせん構造を固定化し,そのらせんピッチはTMOS の仕込み量に依存していることが確認された。
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© 2013 合成樹脂工業協会
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