ネットワークポリマー
Online ISSN : 2186-537X
Print ISSN : 1342-0577
ISSN-L : 1342-0577
ポリ (フタロイルジフェニルエーテル) およびそのコポリマーによるシアナート樹脂の改質
飯島 孝雄桂山 悟友井 正男
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 21 巻 4 号 p. 172-178

詳細
抄録
ポリ (エーテルケトンケトン) によるシアナート樹脂の改質を検討した。ポリ (エーテルケトンケトン) としてポリ (フタロイルジフェニルエーテル) (PPDE), ポハリ (フタロイルジフェニルエーテル-co-イソフタロイルジフェニルエーテル) (PPIDE), ポリ (フタロイルジフェニルエーテル-co-テレフタロイルジフェニルエーテル) (PPTDE) を用いた。硬化物のミクロ構造は, 走査型電子顕微鏡や動的粘弾性測定により検討した。PPDEは, PPIDE (イソフタロイルユニット50モル%) やPPTDE (テレフタロイルユニット50モル%) より有効な改質剤であり, PPDE (MW28,300) を15重量%添加した硬化物は海島構造を有し,破壊靱性値 (KIC) は未改質硬化物に比して30%増加した。改質硬化物の熱的性質は, 未改質硬化物と同程度であった。PPDE改質硬化物の吸水性は, 未改質硬化物に比してやや低下した。
著者関連情報
© 合成樹脂工業協会
前の記事 次の記事
feedback
Top