ネットワークポリマー
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架橋高分子の網目構造形成の原点である分子内架橋反応を活用したトポロジカルネットワークポリマーの創製
松本 昭上野 泰弘沖田 智司木口 忠広青田 浩幸
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2007 年 28 巻 1 号 p. 32-41

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抄録
著者らはジアリルエステルのラジカル架橋重合機構を反応論の立場から追究し, それをベースに多官能ビニル架橋重合機構の解明へと展開し, 一般にFlory-Stockmayerのゲル化理論 (FS理論) に合致されないとされる複雑な多官能ビニル架橋重合であっても, ゲル効果が発現しないように停止反応をコントロールした重合条件下では三次元化機構が単純化され, FS理論の適用が可能となることを明らかしてきた。したがって, 多官能ビニル架橋重合を利用したネットワークポリマーの分子設計においては, 分子間架橋反応と分子内架橋反応を如何にコントロールするかが反応論的に重要であり, 本研究ではネットワークポリマーの本質をなす網目構造形成の原点である分子内架橋反応に焦点を合わせ, 網目を構造単位として含有するネットポリマーを究極のミクロゲル様ネットワークポリマー前駆体として合成し, そのキャラクタリゼーションを試みた。さらには, 分子内架橋反応による網目構造形成を活用して, Semi-IPNやSimultaneous-IPNの根幹をなすトポロジカル架橋結合の形成を誘導し, 真のIPN創製へと展開した。
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© 合成樹脂工業協会
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