抄録
2015年度にフードツーリズム研究会で取り組んだ復興庁「新しい東北」先導モデル事業「東北の郷土料理と美食を資源としたフードツーリズムの開発」から8年、東日本大震災から12年が経過した。今回、4つのエリア(女川・南三陸、気仙沼・陸前高田、大船渡・釜石、石巻)を視察し、食に関する新しい施設が各地でオープンしている実態が明らかになった。2020年からのコロナ禍により、飲食店や観光業への影響は大きいが、三陸のフードツーリズムは、観光復興の次のステージにおいて地元からの期待が大きい観光形態であり、その動向は今後も注目に値するものである。