Neurologia medico-chirurgica
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Galea-Cranium Suture Method for Prevention of the Subcutaneous Fluid Collection —Technical Note—
加藤 功Yutaka SAWAMURAHiroshi ABE
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1999 年 39 巻 5 号 p. 384-386

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抄録
近年,顕微鏡下手術操作の進歩により,硬膜内手術の際の術後合併症は著しく減少した.しかしながら髄液漏あるいは皮下の髄液貯留は,経蝶形骨洞手術や頭蓋底手術以外の通常の開頭術においても,少なからず経験する合併症である.この予防あるいは治療法として,フィブリン糊の使用,腰椎ドレナージの挿入,第13因子の投与などが報告されている.そこで私共は,簡単な工夫により皮下の髄液貯留を予防する方法を行なっているので紹介する.遊離骨片の骨皮質に等間隔に2~3対の斜孔を開けて針を通せるようにし,頭蓋形成後に閉創時帽状腱膜と骨片を糸で縫合する.これにより帽状腱膜下の遊離腔が減少し,髄液のみならず血液の貯留も予防できる.
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© The Japan Neurosurgical Society
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