日本食品科学工学会誌
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HPLC-CADを用いた食品に適応できるビニルエーテル型リン脂質(プラズマローゲン)の簡易定量法
橋本 まき小谷口 美也子松本 裕貴琴浦 聡湯浅 浩気青木 基中根 正人北村 進一
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ジャーナル 認証あり 早期公開

論文ID: NSKKK-D-23-00058

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抄録

機能性表示食品の機能性関与成分のルーチン分析で求められるスループット性を考慮して, 構築したNP-HPLC簡易法の定量値の妥当性を検証した. ソフトカプセル2粒当たりのプラズマローゲン量をNP-HPLC簡易法と2D-HPLC法で分析し, 得られた定量値と比較したところ, 有意差はみられず定量値の妥当性が確認できた. NP-HPLC簡易法はソフトカプセルやその他の食品中プラズマローゲン含有量について日々のモニタリングに活用できると考える.

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