長野毒性病理コンサルティング [日本]
2020 年 32 巻 3 号 p. 131-149
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化学物質の発がん性試験で誘発する腫瘍の中には動物とヒトの間で種差が存在するものがある。ヒトの発がん性評価に際しては、動物に誘発した腫瘍のヒトとの関連性をその腫瘍の発がんメカニズムに基づいて検討する必要がある。本レビューでは、発がん性試験で誘発される腫瘍の中で発がん性分類やリスク評価を行う際にヒトへの適用が問題となることが多い腫瘍について発がんメカニズムおよびヒトへの適用の現状について紹介する。
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