兵庫医科大学眼科学教室
2025 年 42 巻 2 号 p. 79-82
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甲状腺眼症は,眼球突出や複視など多彩な症状を呈し,機能面と精神面の両面でQOLを著しく低下させる疾患である。30~60代女性に多く発症し,社会的影響も大きい。多彩な病態表現と専門医不足により,診療の遅れや治療へのアクセスが課題とされてきたが,近年は眼形成再建外科の発展や新規分子標的薬テプロツムマブの登場により,低侵襲かつ効果的な治療が可能となった。今後は従来治療と新規治療を組み合わせた個別化治療の推進と,啓発の充実が求められる。
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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