独立行政法人 産業技術総合研究所 光技術研究部門
2011 年 11 巻 3 号 p. 79-84
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液体中の微粒子の分散あるいは凝集といった挙動を知るためには, その支配要因である表面問の相互作用力 (表面問力) の直接測定が非常に重要であり, 固体問の相互作用については, これまで直接測定が盛んに行われてきた。近年では原子問力顕微鏡を中心とした装置により, 気泡や油滴, あるいは脂質膜や細胞のような大きな変形を伴う界面での測定が試みられるようになってきている。本稿では, このような柔らかい界面が含まれる系での表面問力の直接測定に関する最近の実験的研究を概観する。
日本油化学会誌
油化学
油脂化学協会誌
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