オレオサイエンス
Online ISSN : 2187-3461
Print ISSN : 1345-8949
ISSN-L : 1345-8949
総説
脂質単分子膜上での毒素タンパク質による孔形成挙動
大石 祐司生貝 初
著者情報
ジャーナル フリー

2013 年 13 巻 9 号 p. 441-446

詳細
抄録
コレラ菌溶血毒(Vibrio cholerae hemolysin, VCH)は,細胞膜に侵入し孔を形成し,細胞破壊を引き起こす。しかし,その孔形成機構は明らかになっていない。本稿では,VCHの膜侵入挙動に関して,膜面積測定と原子間力顕微鏡観察に基づき検討し得られた知見を紹介する。
著者関連情報
© 2013 公益社団法人 日本油化学会
前の記事
feedback
Top