オレオサイエンス
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特集総説論文
微生物産生界面活性剤の処方検討
早瀬 基
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2015 年 15 巻 12 号 p. 563-569

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抄録

微生物が生産するバイオサーファクタント(BS)は近年注目されている素材であり,その物性,製造方法,処方検討などに関する知見も蓄積されてきている。本稿では化粧品原料として市場実績のあるマンノシルエリスリトールリピッド-B(MEL-B)とサーファクチンナトリウム(SFNa)の2種のBSを取り上げた。これらの2種のBSはそれぞれが異なった物性を持つ。MEL-Bは難溶解性のノニオン性界面活性剤である。一方,SFNaは水溶性の高いアニオン性界面活性剤である。ここではそれぞれのBSを用いた化粧品への適用製剤の検討について紹介する。MEL-Bは他のノニオン性界面活性剤と組み合わせることにより,特異な乳化製剤や化粧水の製剤が設計できた。SFNaは他のアニオン性界面活性剤には見られないラメラ液晶形成などの特性を持ち,それを適用することにより乳化物や保湿化粧品の調製が可能であった。

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© 2015 公益社団法人 日本油化学会
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