オレオサイエンス
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特集総説論文
スマートテキスタイルの技術と開発動向
堀 照夫
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2021 年 21 巻 9 号 p. 361-368

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抄録

スマートテキスタイルの一般的な歴史と定義を最初に説明し,次に歴史的および基本的なスマートウェアとして音楽プレーヤージャケットとソーラーパワースーツを紹介する。次で,導電性糸,導電性ペースト,各種センサー,電池など,スマートテキスタイルを作るための基本的なコンポーネントを紹介する。中でも,非常に重要な部材である導電繊維は製造方法も含め詳細を解説する。はんだ,プリンテッドエレクトロニクス,刺繡など,各部品を接続するための要素技術について説明する。最後に,スマートテキスタイルの最も重要なターゲットとしての生体センシングウェアの国内外の開発動向を説明する。まず,日本の繊維メーカらが作成している心臓モニタリングウェアから世界の最先端を行く台湾の非接触型センシングウェアを紹介する。最後にフランスで量産を開始し,世界11か国,75以上の病院で患者に着用している生体センシングウェアの詳細を紹介する。冷暖房ウェアなどの他の関連アイテムも併せて紹介する。

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