NTTアクセスネットワークサービスシステム研究所
2004 年 73 巻 5 号 p. 634-642
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クラッド中に多数の空孔を設けた光ファイバーをフォトニック結晶ファイバーと呼ぶ.フォトニック結晶ファイバーでは,波長と同程度の大きさの空孔により,光をコア中に閉じ込めている.このように,従来の光ファイバーと異なった導波構造のため,広波長域での単一モード動作,分散の広波長域での制御性,モードフィールド径の制御性,低い曲げ損失など,従来の光ファイバーでは実現できない特性を実現できる.本稿では,これらの特徴を解説し,応用などについても紹介する.
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