応用物理
Online ISSN : 2188-2290
Print ISSN : 0369-8009
研究紹介
グラフェンを用いたナノセンサ素子による二酸化炭素分子1個の検出
水田 博, スン ジアン, ムルガナタン マノハラン
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2018 年 87 巻 3 号 p. 193-197

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抄録

グラフェンを宙づりにした状態で動作させるグラフェンナノ電子機械(GNEM)デバイスは,その優れた電子輸送特性と極めて高い表面対体積比率に加え,基板・界面の影響を避けることができるため,極限的なセンシングのプラットフォームとして大きな期待が寄せられている.本稿では,CO2ガスを検出対象として,まず,グラフェン上にファンデルワールス(vdW)力で物理吸着したCO2分子の電荷移動とその外部電界依存性を実験と理論の両面から明らかにする.また,その知見に基づき,GNEMデバイスを用いたCO2単分子検出の原理実験の結果について紹介し,高感度環境センサとしての可能性を議論する.

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© 2018 公益社団法人応用物理学会
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