抄録
硝酸セリウムを6種類の有機溶媒(50%)と蒸留水(50%)の混合溶液に溶解させ、交流電場下で電解を行った。その結果、ホルムアミドとメタノールを含む混合溶媒で紛体が得られ、収率はそれぞれ47.2 %と14.6 %であった。ホルムアミド系ではギ酸セリウム、メタノール系ではセリア(5.0-8.3 nm)が電解粉末として得られた。ギ酸セリウムは400 ℃以上の加熱でセリアになった(8.5-9.0 nm)。 次に、電解温度およびホルムアミドの混合割合の影響を調べた。電解温度25 ℃では交流場10 V, 1 Hzの条件でCeO2が生成した。一方、80 ℃では電場に関わらずギ酸セリウムが生成した。収率はホルムアミド100 %の時、最大で99.9 %であった。