日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3C09
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ガラスを用いたゼオライト合成と評価
*辻口 雅人小橋 正中平 敦
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抄録
ゼオライトは2nm下の均一な大きさの細孔を有するアルミノシリケートであり、触媒、吸着剤、ガス分離膜、洗剤用ビルダー等に応用されている。近年、シリカ、アルミナを含むスラグ等を有用なシリカ源、アルミナ源としてゼオライトを合成する研究も行われている。一方で、ディスプレイ等ハイテク製品に使用されている高品位なガラスの生産量が増加しており、将来的にこれらガラスの排出量が増加すると予測される。そこで、本研究ではガラスからのゼオライト合成と評価を行った。その結果、粉砕したガラスを水熱合成することによりガラスからA型ゼオライトを合成できることを見出した。
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©  日本セラミックス協会 2012
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