日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3I07
会議情報
Ruddlesden-Popper型層状ペロブスカイト構造における圧力誘起構造相転移
*山本 隆文小林 洋治陰山 洋岡田 卓八木 健彦亀掛川 卓美
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
これまでの研究から、我々は豊富なバリエーションが存在するRuddlesden-Popper(RP)型層状ペロブスカイト構造においてB1-B2構造相転移が起こることを予想した。その予想の是非を確かめるべくBa2HfS4とBa2SnO4について高圧における構造相転移の有無を調べた。放射光X線回折の結果からBa2HfS4では約17GPaで構造相転移を観測した。この相転移はリバーシブルで、脱圧するともとの構造に戻る。構造は解析中である。またBa2SnO4では3GPa以下で構造相転移を起こす。この相転移はリバーシブルでなく、脱圧しても高圧相が残ったままである。構造は解析中である。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2012
前の記事 次の記事
feedback
Top