通電切削による難削材の超精密切削加工

本田 索郎; 山口 勝己; 足立 和俊; 島田 尚一; 堀 義治; 福西 利夫

doi:10.11522/pscjspe.2007S.0.549.0

2007年度精密工学会春季大会

セッションID: F64

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2007S.0.549.0

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主催: 社団法人精密工学会

通電切削による難削材の超精密切削加工

*本田索郎, 山口勝己, 足立和俊, 島田尚一, 堀義治, 福西利夫

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キーワード: 超精密切削, 難削材, ダイヤモンド工具, 工具摩耗

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抄録

鉄系材料の切削におけるダイヤモンド工具の急速な熱化学的損耗は,鉄との相互作用によってダイヤモンド表面原子のバックボンド電子が鉄側に流出し,炭素原子間の結合が弱まることで起こる.そこでバックボンド電子の流出を防ぐため,工具-被削材間に電流を流すことで工具損耗の抑制を試みた.導電性CVDダイヤモンド工具によるステンレス鋼の平面旋削において,1A程度の直流通電により工具摩耗速度を減少させることができた.

責任著者(Corresponding author)

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