精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会春季大会
セッションID: G15
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可視点判定にもとづく角の表現が可能な投影オペレータ
*川田 弘明金井 崇
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抄録
本稿では,3次元点群によって定義された曲面に投影を行う角を表現可能な投影オペレータを提案する.ここでは,Moving Least-Square Surface における投影オペレータを基本としている.投影に必要な情報は基本的に位置情報のみであり,あらかじめ法線ベクトルを必要とすることなく投影を行うことができる.角の表現において,一般的に行われているような,角を構成するような面となる点群に分ける処理を行うかわりに,本研究では,可視点による判定を基本とし,角のような形状を表現する面を構成するような点群を選択する事で投影を行う.可視点の選択によって投影先となる点群を決める事ができるため,投影先となる面を構成するような点群を選ぶ必要がない.また,可視点の判定によって法線ベクトルを持たない点群に対しても,投影が可能である事を実験により示す.
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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