保育学研究
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原著<論文>
二人称的アプローチによって捉える1歳児の「遊びこむ」プロセス
長野 未来
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2022 年 60 巻 2 号 p. 137-147

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抄録
遊ぶことと識別される「遊びこむ」ことを周囲のモノや人や出来事と関係を深めていくことと定義づけ,二人称的アプローチによって1歳児が情感の「揺れ動き」を伴って遊びこむプロセスを明らかにした。結果として1歳児は,まず関係を深める対象として定めたモノ自体への理解を深める「What的関係深化期」と,なじんだモノを媒介物として用いることで遊びを展開していく「How的関係深化期」を経験することが示された。また,遊びこむプロセスにおいて1歳児は情感の揺れ動きを伴う葛藤を経験しており,人的環境である保育者は行為レベルの援助にとどまらず,遊び手の情感を受け止め支えるような姿勢でそのプロセスに関わることが求められる。
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© 2022 一般社団法人 日本保育学会
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